WordPressで作るリフォーム会社サイト:おすすめテーマと構築手順

「そろそろ自社のホームページを立ち上げたい、あるいはリニューアルしたい」と考えているリフォーム会社の経営者様、Web担当者様へ。数あるホームページ制作ツールの中で、なぜ「WordPress(ワードプレス)」が多くの企業で選ばれているのか、そしてリフォーム業界の集客にどう活かせるのか、疑問に思っていませんか?
この記事では、リフォーム会社のホームページ制作におけるWordPressの活用法を、企画段階の準備から、具体的な構築手順、さらには公開後の運用改善まで、網羅的に解説します。専門的な知識がない方でも理解できるよう、一つひとつのステップを丁寧にご説明します。
この記事を読み終える頃には、自社に最適なWordPressサイトの全体像が明確になり、集客と成約に繋がるホームページ制作の第一歩を踏み出せるはずです。
この記事で得れること
✓ リフォーム会社のWordPress活用法
この記事の内容が少しでも参考になれば幸いです(^^)/
- 1. 1. なぜWordPressでリフォーム会社サイトを作るべきか
- 2. 2. 作る前の準備:目的と要件の明確化
- 3. 3. テーマ選び:種類とおすすめの選定基準
- 4. 4. 必須プラグインと初期設定
- 5. 5. 情報設計(IA)とサイト構造の作り方
- 6. 6. コンテンツ制作:SEOとLLMOに効く書き方
- 7. 7. 施工事例ページのテンプレ(成約につながるレイアウト)
- 8. 8. モバイル最適化と表示速度改善
- 9. 9. 問い合わせフォームとCVR改善施策
- 10. 10. セキュリティ・運用保守の実務
- 11. 11. 公開前チェックリスト(ローンチ手順)
- 12. 12. 公開後の改善PDCAと広告連携
- 13. 13. 制作費用・納期の目安と発注時の注意点
- 14. 14. よくある質問(FAQ)
- 15. 15. まとめと次のアクション
1. なぜWordPressでリフォーム会社サイトを作るべきか


ON-CREATE
数あるホームページ制作ツールの中で、WordPressは全世界のウェブサイトの40%以上で利用されている圧倒的なシェアを誇ります。なぜこれほどまでに支持されるのか、そしてリフォーム業にとって最適な理由を解説します。
WordPressの強み(拡張性・SEO・コスト面)
WordPressには、ビジネスサイトを構築する上で大きなメリットがあります。
- 高い拡張性: 「プラグイン」と呼ばれる追加機能を導入することで、問い合わせフォームや予約システム、オンライン決済など、専門知識がなくても簡単に機能を追加できます。会社の成長に合わせてサイトを進化させられるのが最大の強みです。
- SEOへの親和性: Googleの検索エンジンがサイトの内容を理解しやすい構造になっており、SEO(検索エンジン最適化)に有利とされています。SEO対策用のプラグインも豊富で、専門家でなくても基本的な対策を施すことが可能です。
- コストパフォーマンス: WordPress自体はオープンソースのソフトウェアであるため、ライセンス費用は無料です。必要なコストはサーバー代とドメイン代、そして必要であれば有料テーマやプラグインの費用のみ。制作会社に依頼する場合でも、他の開発手法に比べてコストを抑えやすい傾向にあります。
リフォーム業に合う理由(施工事例の更新性・CMSの扱いやすさ)
特にリフォーム業のホームページにおいて、WordPressのメリットは最大限に活かされます。
- 施工事例の更新が簡単: リフォーム会社の信頼と実績を示す「施工事例」は、最も重要なコンテンツです。WordPressなら、ブログを更新するような手軽さで、写真と文章を追加・編集できます。担当者が自らスピーディーに最新の事例を公開できるため、サイトを常に新鮮な状態に保てます。
- 直感的な操作性: CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)としての完成度が高く、専門的なHTMLやCSSの知識がないスタッフでも、ページの作成や修正が直感的に行えます。「お客様の声」や「お知らせ」なども簡単に更新可能です。
他CMS/自社開発との比較ポイント
ホームページ制作の選択肢はWordPressだけではありません。他のツールと比較してみましょう。
- クラウド型CMS(Wix, Jimdoなど)との比較: これらは手軽に始められますが、デザインの自由度や機能拡張性に制限があります。また、サービスが終了すればサイトも消えてしまうリスクや、SEO対策の自由度が低い点がデメリットです。データを自社サーバーで管理できるWordPressは、長期的な資産としてサイトを育てていきたい場合に最適です。
- 自社開発(フルスクラッチ)との比較: 完全にオリジナルのサイトをゼロから作るのは、莫大なコストと時間がかかります。特定の複雑な機能が必要な場合を除き、ほとんどのリフォーム会社サイトはWordPressのカスタマイズで十分に対応可能です。
2. 作る前の準備:目的と要件の明確化


ON-CREATE
優れたホームページは、制作に着手する前の「準備」で8割が決まると言っても過言ではありません。目的が曖昧なまま進めると、効果の出ないサイトになってしまいます。
ターゲット(顧客像)とコンバージョン定義
まず、「誰に」「何をしてもらいたいか」を明確に定義します。
- ターゲット: 「築30年の戸建てに住み、水回りの老朽化に悩む50代の主婦」「中古マンションを購入し、自分好みの内装にフルリノベーションしたい30代夫婦」など、具体的な顧客像(ペルソナ)を設定します。
- コンバージョン(CV): ホームページを通じて達成したい最終ゴールを決めます。これがサイトの存在意義になります。例:「問い合わせフォームからの相談」「無料見積もり依頼」「資料請求」「イベント予約」など。
必要な機能一覧(施工事例、見積もり、チャット、予約など)
設定したターゲットとコンバージョンを達成するために、どのような機能が必要かを洗い出します。
- 必須機能: 施工事例、サービス案内、会社概要、問い合わせフォーム
- 推奨機能: お客様の声、よくある質問、スタッフ紹介、ブログ(コラム)
- あると良い機能: オンライン見積もりシミュレーション、チャットボット、来店相談予約システム
KPIと公開後の計測項目(流入・問合せ数・CVR)
サイトの成果を客観的に測るため、具体的な数値目標(KPI)を設定します。
- 流入数: 月間セッション数、ユニークユーザー数
- エンゲージメント: 平均ページ滞在時間、直帰率
- コンバージョン: 問い合わせ件数、CVR(コンバージョン率)
これらの数値をGoogleアナリティクスなどのツールで計測し、公開後の改善に繋げます。

3. テーマ選び:種類とおすすめの選定基準


ON-CREATE
WordPressの「テーマ」は、サイト全体のデザインやレイアウト、機能を決める重要なテンプレートです。テーマ選びで失敗すると、後々の修正が困難になるため慎重に選びましょう。
選定基準(レスポンシブ、速度、SEO対応、カスタマイズ性)
以下の4つの基準は必ずチェックしてください。
- レスポンシブデザイン: スマートフォンやタブレットなど、異なる画面サイズで表示が自動的に最適化されるか。現代のWebサイトでは必須の機能です。
- 表示速度: ページの表示が速いテーマか。表示速度はユーザーの離脱率やSEO評価に直結します。
- SEO内部対策: 検索エンジンがサイト構造を理解しやすいように、SEOに配慮した設計がされているか。
- カスタマイズ性: 自社のブランドイメージに合わせて、色やフォント、レイアウトを管理画面からどの程度柔軟に変更できるか。
国産テーマ vs 海外テーマのメリット・デメリット
テーマには日本製(国産)と海外製があります。
- 国産テーマ:
- メリット:管理画面やマニュアルが日本語で分かりやすい。日本のビジネスサイトで求められる機能やデザインが標準で備わっていることが多い。
- デメリット:海外テーマに比べるとデザインの選択肢が少ない場合がある。
- 海外テーマ:
- メリット:デザイン性が高く、最先端のトレンドを取り入れたテーマが豊富。
- デメリット:管理画面やサポートが英語。日本語表示でレイアウトが崩れることが稀にある。
リフォーム会社サイトの場合、まずは信頼できる国産テーマから検討するのが安心です。
用途別おすすめタイプ(施工事例重視/採用重視/LP併用)
会社の目的に合わせてテーマの特性を見極めましょう。
- 施工事例重視: ポートフォリオ機能が充実しており、写真や動画を美しく見せることに特化したテーマ。カテゴリー分けや検索機能が優れているものがおすすめです。
- 採用重視: 企業情報ページやブログ機能がしっかりしており、会社の理念や文化、働くスタッフの魅力を伝えやすい構成のテーマ。
- LP併用: 通常のサイト機能に加え、広告の受け皿となる縦長のランディングページ(LP)を作成する機能を持つテーマ。Web広告に力を入れる場合に有効です。
4. 必須プラグインと初期設定


ON-CREATE
プラグインはWordPressの機能を拡張する便利なツールですが、無闇に追加するとサイトが重くなったり、セキュリティリスクが高まったりします。必要最小限の必須プラグインを導入しましょう。
SEOプラグイン(例:Rank Math/Yoast)と設定ポイント
SEO対策を効率化するためのプラグインです。どちらか一つを導入します。
- 主な機能: ページごとのタイトルタグやメタディスクリプションの設定、XMLサイトマップの自動生成、パンくずリストの設置など。
- 設定ポイント: サイト名や会社の基本情報を設定し、Google Search Consoleとの連携を行いましょう。XMLサイトマップを有効化することも忘れないでください。
キャッシュ・画像最適化・CDNの導入
サイトの表示速度を高速化するためのプラグインです。
- キャッシュ: 一度アクセスしたページの情報をサーバーに保存し、次回からの表示を高速化します。(例: WP Rocket, W3 Total Cache)
- 画像最適化: アップロードする画像を自動で圧縮し、ファイルサイズを軽くします。(例: EWWW Image Optimizer)
- CDN: コンテンツを世界中のサーバーに分散配置し、ユーザーに最も近いサーバーから配信することで高速化します。(例: Cloudflare)
フォーム・予約・問い合わせ系プラグイン
ユーザーからの連絡窓口となるフォームを設置します。
- 代表的なプラグイン: 「Contact Form 7」(シンプルで定番)、「WPForms」(ドラッグ&ドロップで直感的に作成可能)。
- ポイント: 自動返信メールの設定を行い、問い合わせてくれたユーザーに安心感を与えましょう。
セキュリティ・バックアップ・SSL設定
サイトを脅威から守り、万が一の事態に備えるための設定です。
- セキュリティ: ログインURLの変更、不正ログイン試行のブロックなど、基本的なセキュリティを強化します。(例: SiteGuard WP Plugin)
- バックアップ: 定期的にサイトのデータ(ファイルとデータベース)を自動でバックアップする設定をします。(例: UpdraftPlus)
- SSL設定: 通信を暗号化する「常時SSL化(https://〜)」は必須です。レンタルサーバーの機能で簡単に設定できることが多いので、必ず行いましょう。
5. 情報設計(IA)とサイト構造の作り方


ON-CREATE
ユーザーが迷わず目的の情報にたどり着けるよう、分かりやすいサイト構造を設計します。これはSEO評価にも大きく影響します。
トップページの役割とCTA配置
トップページは会社の「顔」であり、サイト全体の「目次」です。訪問者が「この会社がどんなサービスを提供していて、どんな強みがあるのか」を瞬時に理解できるように設計します。そして、「詳しくはこちら」「無料相談はこちら」といったCTA(Call to Action:行動喚起)ボタンを strategically 配置し、次のページへと誘導します。
グローバルナビ・サービス一覧の構成
サイトの上部に常に表示されるメニュー(グローバルナビゲーション)は、ユーザーが最も利用する道しるべです。以下の項目は最低限含めましょう。
- サービス内容(例:キッチンリフォーム、外壁塗装)
- 施工事例
- 料金について
- お客様の声
- 会社案内
- お問い合わせ
施工事例ページの階層設計(カテゴリ分け・タグ)
施工事例が増えてくると、探しにくくなります。ユーザーが見たい事例を簡単に見つけられるように、適切に分類しましょう。
- カテゴリ: 「場所別(キッチン、浴室、リビング)」「目的別(耐震、バリアフリー、増築)」など、大きな分類。
- タグ: 「価格帯(〜100万円、100〜300万円)」「スタイル(モダン、ナチュラル)」「築年数」など、カテゴリを横断するキーワード。
ブログ(コラム)構造と内部リンク方針
ブログは、「リフォーム 補助金 〇〇市」のような潜在顧客が検索するキーワードの受け皿となり、集客の重要な柱となります。記事内では、関連するサービスページや施工事例へのリンク(内部リンク)を設置し、ユーザーをサイト内で回遊させ、最終的に問い合わせへと繋げます。
6. コンテンツ制作:SEOとLLMOに効く書き方


ON-CREATE
検索エンジン(SEO)と、今後の主流となるであろう対話型AI(LLMO)の両方に評価されるコンテンツを作成することが重要です。
キーワード設計と検索意図のマッピング
まず、「顧客がどんな言葉で検索するか」を想像し、キーワードをリストアップします。そして、各キーワードに対して「ユーザーは何を知りたいのか(検索意図)」を考え、どのページでその答えを提供するかを計画(マッピング)します。
- 例:「キッチンリフォーム 費用 相場」→ 費用の内訳や価格帯別の事例を紹介するページ
- 例:「外壁塗装 業者選び 〇〇市」→ 地域での業者選びのポイントを解説するブログ記事
見出し(H1〜H3)の最適化ルールとテンプレ
見出しは、ユーザーと検索エンジンに記事の構造を伝える重要な要素です。
- H1: 記事のタイトル。キーワードを必ず含め、1ページに1つだけ使用する。
- H2: 章のタイトル。記事の骨子となる部分。
- H3: H2の内容をさらに細分化する小見出し。 見出しを見ただけで記事の全体像が掴めるように構成しましょう。
LLMO向けのメタ情報(構造化データ・要約スニペット)
構造化データとは、ページの内容(例:これはFAQです、これは施工事例です)を検索エンジンに明確に伝えるための記述です。これを設定することで、検索結果で質問形式で表示されたり(リッチリザルト)、AIが情報を正確に理解し、対話形式の検索で引用されやすくなったりします。
画像・動画のキャプションと代替テキスト(alt)の書き方
画像や動画には、その内容を説明するテキスト情報を付加します。
- キャプション: 画像の下に表示される説明文。
- 代替テキスト(alt): 画像が表示されない場合に代わりに表示されるテキスト。音声読み上げ機能でも利用され、SEO上も重要です。「施工後の写真」ではなく、「〇〇市〇〇様邸のLIXIL製システムキッチンリフォーム施工後」のように、具体的に記述することがポイントです。
7. 施工事例ページのテンプレ(成約につながるレイアウト)


ON-CREATE
施工事例は、リフォームサイトで最も見られる、成約に直結するコンテンツです。ただ写真を並べるだけでなく、ストーリーとして見せることが重要です。
必須項目(課題→提案→施工内容→費用→工期→写真)
ユーザーが知りたい情報を網羅した、以下の構成をテンプレートとして活用しましょう。
- タイトル: 「〇〇市|築35年の暗いキッチンが、対面式で家族が集まる明るい空間に」
- お客様の課題(Before): どのような悩みや要望があったか。
- 担当者からの提案: 課題に対し、どのような解決策を提案したか。
- 施工内容: 具体的にどのような工事を行ったか。使用した建材や設備メーカー名も記載。
- 費用・工期: 総額費用と工事にかかった期間。
- 施工前後の写真: 最も重要な要素。
写真の使い方:ビフォー・アフターの見せ方
視覚的な変化を分かりやすく伝える工夫が効果的です。
- 必ず同じアングルから撮影したビフォー・アフター写真を並べて掲載する。
- スライダー機能を使って、左右に動かすと写真が切り替わるように見せる。
- 工事中の写真も数点入れると、丁寧な仕事ぶりをアピールでき、信頼性が増します。
リード(見込み客)を作る誘導文のテンプレ
事例を読み終えたユーザーの熱量が高まっているうちに、次の行動を促します。
- 「この事例と似たリフォームをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。」
- 「キッチンリフォームの無料見積もりはこちら」
- 「他のキッチンリフォームの事例を見る」 これらの文言と共に、問い合わせページへのリンクやボタンを設置しましょう。
8. モバイル最適化と表示速度改善


ON-CREATE
現在、Webサイトへのアクセスの大半はスマートフォン経からです。モバイルでの見やすさ、使いやすさがビジネスの成果を大きく左右します。
Core Web Vitalsの基本と優先改善項目
Core Web Vitalsは、Googleが提唱する「ユーザー体験の質」を測るための指標です。特に以下の3つが重要です。
- LCP (Largest Contentful Paint): ページの主要コンテンツが表示されるまでの時間。
- FID (First Input Delay): ユーザーが最初に行った操作への反応速度。
- CLS (Cumulative Layout Shift): ページの読み込み中にレイアウトがガタつく度合い。 リフォームサイトでは、特に容量の大きな画像がLCPの悪化を招きやすいため、次項の対策が重要になります。
画像フォーマット(WebP等)と遅延読み込み(lazy loading)
高画質な施工事例写真は不可欠ですが、サイトが重くなる原因にもなります。
- WebP(ウェッピー): Googleが開発した次世代画像フォーマット。画質を維持したまま、JPEGやPNGよりもファイルサイズを大幅に小さくできます。
- 遅延読み込み(lazy loading): ページを開いた時点では画面に表示されていない画像を読み込まず、スクロールして表示領域に入ったタイミングで読み込む技術。初期表示を高速化できます。
不要スクリプトの削減とレンダリング最適化
使っていないプラグインは、サイトの裏側で不要なプログラム(スクリプト)を読み込んでいる可能性があります。定期的にプラグインを見直し、不要なものは停止・削除しましょう。また、CSSやJavaScriptファイルの最適化も表示速度改善に繋がります。
9. 問い合わせフォームとCVR改善施策


ON-CREATE
どれだけ良いサイトを作っても、最終的なゴールである問い合わせフォームでユーザーが離脱してしまっては意味がありません。
フォーム設計:必須項目と入力負担の最小化
「入力が面倒」と思わせないことが鉄則です。
- 入力項目は必要最小限に絞る(例:「お名前」「電話番号」「メールアドレス」「相談内容」)。
- 住所は任意にするか、「市区町村まで」とする。
- 必須項目は「※必須」と明記し、入力例を示す(例:〇〇太郎)。
- 入力エラーはその場で分かりやすく表示する。
CTA文言・色・配置のABテスト案
ボタンの文言やデザインを少し変えるだけで、クリック率が大きく変わることがあります。
- 文言: 「送信する」vs「無料で相談してみる」
- 色: 周囲の色と比べて目立つ色(緑やオレンジなど)を使う。
- 配置: 常に画面の右下に追従して表示させる。 複数のパターンを用意し、どちらがより効果的かをテスト(ABテスト)してみましょう。
自動返信・見積もりテンプレとフォロー導線
問い合わせ完了後、すぐに「お問い合わせありがとうございます」という自動返信メールが届けば、ユーザーは安心します。そのメールには、今後の流れ(例:〇営業日以内に担当者からご連絡します)を明記しておきましょう。社内では、誰がいつまでに対応するのか、フォローアップのルールを確立しておくことが重要です。
10. セキュリティ・運用保守の実務


ON-CREATE
ホームページは公開したら終わりではありません。安全に、そして安定して稼働させ続けるための「守り」の作業が不可欠です。
定期バックアップと復旧手順
万が一、サイトが改ざんされたり、サーバーのトラブルでデータが消失したりした場合に備え、定期的なバックアップは生命線です。多くのレンタルサーバーには自動バックアップ機能がありますが、プラグイン(例: UpdraftPlus)を使って、自社でも別の場所(クラウドストレージなど)にバックアップを保存しておくとより安心です。
プラグイン/テーマ/WP本体の更新ポリシー
WordPress本体、テーマ、プラグインは、セキュリティ強化や機能改善のために日々アップデートされています。古いバージョンのまま放置すると、脆弱性を突かれて攻撃される原因になります。月に一度は管理画面を確認し、更新通知があれば適用しましょう。ただし、更新によって不具合が起きる可能性もあるため、事前にバックアップを取ることを徹底してください。
権限管理(編集者・制作者)とログ管理
複数人でサイトを管理する場合、役割に応じて適切な「権限グループ」を設定します。例えば、ブログ担当者には記事の投稿・編集のみが可能な「投稿者」権限を、サイト全体のデザインを触る担当者には「管理者」権限を与えるなど、不必要な権限を与えないことで、誤操作や情報漏洩のリスクを低減できます。
11. 公開前チェックリスト(ローンチ手順)


ON-CREATE
いよいよサイトを公開する前に、ミスのないよう最終チェックを行います。
技術チェック(リンク切れ・モバイル・速度)
- 全てのページ内リンク、外部リンクが正しく飛ぶか(リンク切れがないか)。
- スマートフォン、タブレット、PCのそれぞれで表示崩れが起きていないか。
- ページの表示速度は遅すぎないか(PageSpeed Insightsなどのツールで確認)。
- 問い合わせフォームからテスト送信し、通知メールが正常に届くか。
SEOチェック(メタ・構造化データ・sitemap・robots)
- 全ページのタイトル、メタディスクリプションが設定されているか。
- Google Search Consoleにサイトマップ(sitemap.xml)を登録する準備はできているか。
- 検索結果に表示させたくないページ(サンクスページなど)が
robots.txtやnoindexタグで除外設定されているか。 - 構造化データにエラーがないか。
計測導入(GA4・GTM・コンバージョンタグ)とテスト
- Googleアナリティクス4(GA4)の計測タグは全ページに設置されているか。
- Googleタグマネージャー(GTM)を利用する場合は、設定が正しいか。
- 「問い合わせ完了」などを成果として計測するためのコンバージョンタグが正しく発火するか、公開前に必ずテストを行う。
12. 公開後の改善PDCAと広告連携


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ホームページは公開がスタートです。データを分析し、改善を繰り返すことで「集客できるサイト」へと成長させていきます。
データに基づくコンテンツ改善サイクル
GA4などの分析ツールを使い、「どのページがよく見られているか」「どのキーワードで検索されているか」を定期的にチェックします。人気の高い施工事例はより詳細な情報を追記したり、あまり読まれていないサービスページはタイトルや内容を見直したりするなど、データに基づいて改善のサイクル(Plan-Do-Check-Action)を回しましょう。
広告(検索広告/GMB広告/SNS)との導線最適化
リスティング広告やSNS広告を出稿する場合、広告のリンク先となるランディングページ(LP)が重要です。広告の文言とLPの内容に一貫性を持たせ、ユーザーの期待を裏切らない設計にすることで、コンバージョン率を高めることができます。
ローカルSEOとGoogleビジネス(店舗情報最適化)
地域密着型のリフォーム業にとって、Googleマップでの検索対策(ローカルSEO)は極めて重要です。「Googleビジネスプロフィール」に登録し、会社情報、サービス内容、施工エリア、写真を充実させましょう。お客様に口コミの投稿を依頼し、その口コミに丁寧に返信することも、信頼性を高め、検索順位に良い影響を与えます。
13. 制作費用・納期の目安と発注時の注意点


ON-CREATE
WordPressサイトの制作を外部の制作会社に依頼する場合の、費用感や注意点について解説します。
機能別の相場レンジ(テンプレ/カスタム/LP追加)
制作費用は、サイトの規模や作り込みの度合いによって大きく変動します。
- テンプレートプラン(約30〜80万円): 既存の有料テーマをベースに、デザインや構成を一部カスタマイズ。比較的安価で短納期。
- カスタムプラン(約80〜300万円以上): オリジナルのデザインを一から制作。ブランディングを重視し、独自の機能を実装する場合。
- オプション: LP制作(15万円〜)、ロゴ制作(5万円〜)、プロカメラマンによる写真撮影(5万円〜)など。
見積もり時に確認すること(納品物・保守範囲・著作権)
後々のトラブルを避けるため、見積もり段階で以下の点は必ず書面で確認しましょう。
- 納品物: サイトデータの他に、ドメインやサーバーの管理権限はどちらが持つのか。
- 保守範囲: 公開後の軽微な修正や相談はどこまで無料で対応してくれるのか。
- 著作権: 制作されたサイトのデザインや写真、文章の著作権の帰属先。
契約時に入れておくべきSLA/納期項目
契約書には、具体的な納期や、サーバーダウンなどの障害が発生した際の対応時間・方法を定めたSLA(サービス品質保証)に関する項目を盛り込んでもらうと、より安心です。
14. よくある質問(FAQ)


ON-CREATE
リフォーム会社のホームページ制作に関して、よくいただく質問にお答えします。
納期はどれくらいかかる?
サイトの規模や、掲載する写真・原稿の準備状況によって大きく変わりますが、企画から公開まで、一般的に2ヶ月〜6ヶ月程度が目安となります。オリジナルデザインでの制作や、コンテンツ量が多い場合はそれ以上かかることもあります。
施工事例の撮影は外注したほうがいいか?
プロのカメラマンに依頼することを強くおすすめします。 スマートフォンのカメラ性能は向上していますが、建物の魅力を最大限に引き出す構図や光の使い方はプロならではです。美しい写真はサイトの信頼性を格段に向上させ、お客様への訴求力を高めます。
自社で更新できるか?保守は必要か?
更新は可能です。 WordPressの強みは、ブログや施工事例などの日常的な更新を自社で簡単に行える点にあります。ただし、セキュリティ対策や予期せぬ不具合に対応するため、専門家による保守契約を結ぶことを推奨します。 技術的なことはプロに任せ、自社は本業とコンテンツ作成に集中するのが最も効率的です。
SEO効果はどのくらいで出る?
SEOは即効性のある施策ではありません。サイトの構成やコンテンツの質、競合の状況にもよりますが、効果を実感し始めるまでには、一般的に3ヶ月〜半年、場合によっては1年以上かかることもあります。 重要なのは、一喜一憂せず、良質なコンテンツを継続的に発信し続けることです。
15. まとめと次のアクション
今回は、リフォーム会社のホームページをWordPressで構築するための手順とポイントを網羅的に解説しました。
WordPressは、施工事例の更新が容易で、SEOにも強く、拡張性も高いことから、リフォーム会社のWeb集客において非常に強力なツールとなります。しかし、そのポテンシャルを最大限に引き出すには、制作前の入念な準備と、公開後の継続的な運用改善が不可欠です。
この記事を参考に、まずは自社のホームページの「目的」と「ターゲット」を明確にすることから始めてみてください。そして、その目的を達成するためにどのようなコンテンツや機能が必要かを整理してみましょう。
もし、「自社だけでは難しそうだ」「専門家の視点からアドバイスが欲しい」と感じられたなら、私たちのようなリフォーム・建築業界に強いWeb制作業者にご相談いただくのも有効な選択肢です。あなたの会社の強みを引き出し、集客と成約に繋がるホームページ制作をサポートします。

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最後までご覧頂きありがとうございました!
オンクリエイトは、リフォームなど建築・住宅業界専門のWEB業者です。ホームページ制作など、WEBに関することならお任せください。
日本全国対応。無理な営業は一切いたしませんので、まずはお気軽にお問い合わせください(^^)/
