制作〜公開〜運用までの標準フローと納期目安(リフォーム業向け)

「ホームページを作りたいけれど、どのくらいの期間がかかるのか?」 「秋の繁忙期に間に合わせるには、いつから動き出せばいい?」
リフォーム会社様からホームページ制作のご相談をいただく際、必ずと言っていいほど話題になるのが「スケジュール」です。建築現場に工期があるように、ホームページ制作にも適切な工程と期間が必要です。
特にリフォーム業界では、**「施工事例の更新機能」や「スマートフォン対応」**など、集客に直結する機能の実装が不可欠であり、ただ形を作るだけでは不十分です。
この記事では、リフォーム専門のWEB制作会社としての経験をもとに、失敗しないための制作フローと標準的な納期、そしてスムーズに進めるためのポイントを徹底解説します。
この記事で得れること
✓ ホームページ制作のフロー
✓ ホームページ制作の納期
この記事の内容が少しでも参考になれば幸いです(^^)/
- 1. 1. はじめに:なぜ「依頼前チェックリスト」が必要か
- 1.1. 制作期間の目安は「2ヶ月〜4ヶ月」が一般的
- 1.2. テンプレート型とオリジナルデザイン型で異なるスケジュールの違い
- 1.3. リフォーム業界の繁忙期(9月〜12月)に向けた逆算スケジュールの重要性
- 2. 2. 【フェーズ1:企画・設計】集客の土台を作る(2週間〜1ヶ月)
- 2.1. ヒアリングと競合調査:ターゲットエリアと得意な施工種別の明確化
- 2.2. サイトマップ作成:施工事例・お客様の声・会社案内など必須ページの構成
- 2.3. ワイヤーフレーム(構成案)の確認:ユーザー導線とCTA配置の決定
- 3. 3. 【フェーズ2:素材準備】リフォームサイトの品質を決める最重要工程(2週間〜1ヶ月)
- 3.1. 現場写真と施工事例データの収集:ビフォーアフター写真の整理術
- 3.2. 原稿作成:「選ばれる理由」や「代表挨拶」に込める信頼のメッセージ
- 3.3. プロカメラマンによる撮影の有無とスケジューリング
- 4. 4. 【フェーズ3:デザイン・実装】形にする・機能させる(1ヶ月〜1.5ヶ月)
- 4.1. トップページデザインの確定:ファーストビューで信頼を獲得する
- 4.2. 下層ページの展開とコーディング:スマホ対応(レスポンシブ)の実装
- 4.3. CMS(WordPress)の組み込み:自社で施工事例を更新できる仕組み作り
- 5. 5. 【フェーズ4:確認・修正・公開】トラブルなき船出のために(1週間〜2週間)
- 5.1. テスト環境での動作確認:フォーム送信テストと表示崩れのチェック
- 5.2. Googleアナリティクス・サーチコンソールの設定:計測環境の整備
- 5.3. 公開(本番アップロード)と直後のインデックス登録リクエスト
- 6. 6. 【フェーズ5:運用開始】公開後からが本当のスタート(継続)
- 6.1. 最初の1ヶ月でやるべきこと:初期のアクセス解析と微調整
- 6.2. 施工事例の継続的な更新フローの確立
- 6.3. ブログ・コラムによる「地域名+リフォーム」のSEO対策
- 7. 7. リフォームHP制作のスケジュールが遅れる「3つの原因」と対策
- 7.1. 原稿・写真素材の提出遅れ:現場が忙しい時期を避けるコツ
- 7.2. デザイン修正の繰り返し:参考サイト(ベンチマーク)の事前共有で防ぐ
- 7.3. 社内確認の滞り:意思決定者(社長・決裁者)の確認タイミングを握る
- 8. 8. まとめと次のアクション
1. はじめに:なぜ「依頼前チェックリスト」が必要か


ON-CREATE
まずは全体像を把握しましょう。ホームページ制作は「依頼してすぐに完成」するものではなく、家づくりと同様に設計から完成まで段階を踏んで進みます。
制作期間の目安は「2ヶ月〜4ヶ月」が一般的
リフォーム会社がしっかりとした集客用ホームページ(10〜20ページ規模)を制作する場合、**ご契約から公開までの標準期間は「2ヶ月〜4ヶ月」**です。 「少し長い」と感じられるかもしれませんが、これには戦略立案、原稿作成、デザイン、コーディング(構築)、確認修正のすべてが含まれます。焦って突貫工事で作ったサイトは、のちのち「使いにくい」「集客できない」という欠陥住宅のような状態になりがちですので、適切な期間を見込むことが大切です。
テンプレート型とオリジナルデザイン型で異なるスケジュールの違い
制作手法によって納期は大きく変わります。
- テンプレート型(納期:1.5ヶ月〜2ヶ月)
- 既存の型(テーマ)を使用し、画像や文章を入れ替えて作る手法です。
- メリット: 早く、安く公開できます。
- デメリット: 他社とデザインが被る可能性があり、細かな独自機能を実装しにくい場合があります。
- オリジナルデザイン型(納期:3ヶ月〜4ヶ月以上)
- 御社のブランドイメージに合わせてゼロから設計・デザインします。
- メリット: 「地域密着の温かみ」や「スタイリッシュなデザイン」など、自社の強みを100%表現でき、成約率(CVR)を高めやすいです。
- デメリット: 制作期間とコストがかかります。
リフォーム業界の繁忙期(9月〜12月)に向けた逆算スケジュールの重要性
リフォーム業界は、台風シーズン前後や年末に向けて需要が高まる9月〜12月が繁忙期です。この時期にホームページからの反響を最大化するには、遅くとも8月中に公開し、Googleに認知させておく必要があります。
逆算すると、5月〜6月には制作会社への依頼を開始するのがベストなタイミングです。現場が忙しくなる前に、Webの準備を整えておくことが、年間の売上安定化の鍵となります。
2. 【フェーズ1:企画・設計】集客の土台を作る(2週間〜1ヶ月)


ON-CREATE
最初の1ヶ月は、サイトの設計図を描く期間です。ここで「誰に」「何を」伝えるかを明確にします。
ヒアリングと競合調査:ターゲットエリアと得意な施工種別の明確化
まずは詳細なヒアリングを行います。「商圏エリア(例:車で30分圏内)」と「注力したい工事(例:水回り中心か、リノベーションか)」を明確にします。 同時に、競合となる地域の他社サイトを分析し、「他社にはない御社の強み(自社施工、創業年数、アフターフォローなど)」を言語化し、差別化ポイントを探ります。
サイトマップ作成:施工事例・お客様の声・会社案内など必須ページの構成
次に、どのようなページが必要かをリストアップし、「サイトマップ(ページ構成図)」を作成します。リフォームサイトにおいて、特に重要なのは以下のページです。
- 施工事例一覧・詳細: エンドユーザーが最も見たいコンテンツ。
- お客様の声: 信頼性の証。
- メニュー・料金表: 「いくらかかるのか」の不安を払拭。
- 会社案内・スタッフ紹介: 「どんな人が来るのか」を可視化。
ワイヤーフレーム(構成案)の確認:ユーザー導線とCTA配置の決定
デザインに入る前に、「ワイヤーフレーム」と呼ばれるモノクロの設計図を作成します。 ここで重要なのは**「お問い合わせへの導線(CTA)」**です。電話ボタンや資料請求ボタンをどこに配置すれば、スマホでも押しやすいか?ユーザーが迷わず相談できる動線をこの段階で確定させます。
3. 【フェーズ2:素材準備】リフォームサイトの品質を決める最重要工程(2週間〜1ヶ月)


ON-CREATE
ここが最も重要、かつスケジュール遅延が起きやすいフェーズです。サイトに掲載する「写真」と「文章」を準備します。
現場写真と施工事例データの収集:ビフォーアフター写真の整理術
「写真は後でいいや」は禁物です。過去の施工写真(ビフォー・アフター)を整理しましょう。 特に「ビフォー写真(工事前)」は貴重です。工事種別ごとにフォルダ分けし、可能であれば「工事費用」「工期」「施工内容」のメモも合わせて準備すると、制作がスムーズに進みます。
原稿作成:「選ばれる理由」や「代表挨拶」に込める信頼のメッセージ
キャッチコピーや会社紹介の文章を作成します。プロのライターに依頼する場合でも、元となる情報は御社からのヒアリングが必要です。 特に「代表挨拶」は、リフォーム会社選びの決定打になることもあります。「なぜこの地域でリフォーム業をしているのか」「お客様にどうなってほしいか」という熱い想いを言葉にしましょう。
プロカメラマンによる撮影の有無とスケジューリング
予算が許す限り、プロカメラマンによる撮影を強く推奨します。 スタッフの集合写真、代表のポートレート、実際の商談風景などが高品質な写真であれば、それだけで「しっかりした会社」という信頼感を与えられます。天候やスタッフのスケジュール調整が必要なため、早めに日程を押さえます。
4. 【フェーズ3:デザイン・実装】形にする・機能させる(1ヶ月〜1.5ヶ月)


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素材が揃ったら、いよいよ制作会社が手を動かしてサイトを作り上げます。
トップページデザインの確定:ファーストビューで信頼を獲得する
まずは「サイトの顔」であるトップページのデザインを作成します。リフォームサイトでは、清潔感、安心感、そして親しみやすさが重要です。 第一印象(ファーストビュー)で「地域の頼れるリフォーム屋さん」と認識してもらえるデザインに仕上げます。
下層ページの展開とコーディング:スマホ対応(レスポンシブ)の実装
デザインが確定したら、プログラム言語(HTML/CSSなど)を使ってWeb上で見られるように構築(コーディング)します。 現在のリフォーム検討者の7割以上はスマートフォンから閲覧します。PCだけでなく、スマホで見た時に文字が読みやすいか、ボタンが押しやすいかを入念に調整します。
CMS(WordPress)の組み込み:自社で施工事例を更新できる仕組み作り
リフォームサイトの生命線である「施工事例」や「お知らせ」を、御社のスタッフが簡単に更新できるよう、システム(CMS/主にWordPress)を組み込みます。 「写真をドラッグ&ドロップして、金額と文章を入れるだけでページが完成する」といった、専門知識不要の管理画面を構築します。
5. 【フェーズ4:確認・修正・公開】トラブルなき船出のために(1週間〜2週間)


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完成したサイトをテスト環境(インターネット上の非公開領域)で確認します。
テスト環境での動作確認:フォーム送信テストと表示崩れのチェック
パソコン、スマホ、タブレットなど異なる端末で表示崩れがないか確認します。 最も重要なのは**「お問い合わせフォーム」のテスト**です。送信されたメールが正しく届くか、自動返信メールの内容は適切かなど、機会損失を防ぐための最終チェックを行います。
Googleアナリティクス・サーチコンソールの設定:計測環境の整備
公開後の分析に備えて、アクセス解析ツール(Googleアナリティクス4)や、検索キーワードを分析するツール(Googleサーチコンソール)の設定を行います。これらは公開前から準備しておく必要があります。
公開(本番アップロード)と直後のインデックス登録リクエスト
すべての修正が完了したら、いよいよ本番公開です。サーバーにデータをアップロードします。 公開直後に、Googleに対して「新しいサイトができました」と通知(インデックス登録リクエスト)を行い、検索エンジンへの早期反映を促します。
6. 【フェーズ5:運用開始】公開後からが本当のスタート(継続)


ON-CREATE
「ホームページは完成してからが本番」です。リフォーム業界のWeb集客は、育てていく農耕型です。
最初の1ヶ月でやるべきこと:初期のアクセス解析と微調整
公開直後は予期せぬバグが見つかることもあります。また、実際にユーザーがどこを見ているかをデータで確認し、「このボタンはもっと上の方がいい」といった微調整を行います。
施工事例の継続的な更新フローの確立
「最終更新日が2年前」のサイトにお客様は問い合わせしません。 「完工したら写真を撮り、週末にアップする」といったルーチンを社内で確立しましょう。最新の事例が増え続けることで、Googleからの評価(SEO)も上がり続けます。
ブログ・コラムによる「地域名+リフォーム」のSEO対策
「〇〇市 トイレリフォーム」「〇〇区 外壁塗装 相場」など、地域名を含んだキーワードでの記事更新を行うことで、商圏内での検索順位を着実に上げていきます。
7. リフォームHP制作のスケジュールが遅れる「3つの原因」と対策


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最後に、よくあるスケジュールの遅延原因と、それを防ぐコツをお伝えします。
原稿・写真素材の提出遅れ:現場が忙しい時期を避けるコツ
原因: 日々の現場業務に追われ、写真整理や原稿確認が後回しになる。
対策
繁忙期(9-12月・3月)の依頼を避け、閑散期に素材準備を行う。または、素材準備自体をプロ(カメラマン・ライター)に丸投げするオプションを検討する。
デザイン修正の繰り返し:参考サイト(ベンチマーク)の事前共有で防ぐ
原因: デザインが出てから「イメージと違う」となり、手戻りが発生する。
対策
制作開始前に「このサイトの雰囲気が好き」「これは嫌い」という参考サイトを2〜3つ共有しておくことで、デザイナーとの認識のズレを防げます。
社内確認の滞り:意思決定者(社長・決裁者)の確認タイミングを握る
原因: 担当者はOKしたが、最終段階で社長から「NO」が出る。
対策
「サイトマップ確定時」「トップページデザイン確定時」など、大きな節目では必ず決裁者の確認をもらうスケジュールを組むことが重要です。
8. まとめと次のアクション
リフォーム会社のホームページ制作は、標準で2〜4ヶ月かかります。「集客したい時期」から逆算して、早めに動くことが成功への近道です。
Web制作会社を選ぶ際は、「綺麗なデザインを作る会社」ではなく、**「リフォーム業界の業務フローや、集客の仕組みを理解している会社」**を選ぶことが大切です。
【次のアクション】
- まずは「いつまでに公開したいか」のゴール日程を決めましょう。
- もし、「自社の場合はいつから始めればいい?」「素材準備を手伝ってほしい」というご要望があれば、ぜひ一度ご相談ください。

ON-CREATE
最後までご覧頂きありがとうございました!
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