よくある失敗事例から学ぶ:リフォーム会社のホームページ制作で避けるべき10選

「費用をかけてホームページを作ったのに、一向に問い合わせが増えない…」 「デザインは綺麗なのに、なぜかアクセスも集まらない…」
リフォーム会社の経営者様やWeb担当者様から、このようなご相談をいただくことは少なくありません。ホームページは、ただ存在するだけでは集客ツールとして機能しません。むしろ、知らないうちにユーザーを遠ざけ、会社の信頼を損ねる原因になっているケースすらあります。
本記事では、リフォームなど建築業界専門のWeb制作会社である私たちが、これまで数多く見てきた「よくあるホームページの失敗事例」を10個厳選し、その原因と具体的な改善策を徹底解説します。
一つでも当てはまる項目があれば、それは大きな機会損失を生んでいるサインかもしれません。この記事をチェックリストとしてご活用いただき、貴社のホームページが「集客できる勝ちパターン」へと生まれ変わるきっかけとなれば幸いです。
この記事で得れること
✓ リフォーム会社のホームページ制作失敗事例
この記事の内容が少しでも参考になれば幸いです(^^)/
- 1. 1. トップページで「誰に何をする会社か」が伝わらない
- 2. 2. スマホ表示が最適化されておらず離脱率が高い
- 3. 3. 施工事例の写真が粗い・ビフォーアフターが分かりにくい
- 4. 4. キーワード設計(検索意図)を無視したコンテンツ作り
- 5. 5. CTA(お問い合わせ導線)が分かりにくい・誘導が弱い
- 6. 6. ページ表示速度が遅くSEO評価・UXを損ねている
- 7. 7. フォームが使いにくく送信率が低い(スパム対策も雑)
- 8. 8. 信頼構築(施工物件情報・資格・保証)が弱く不安を与える
- 9. 9. SEOの基本(title/meta/構造化データ)が未設定または不適切
- 10. 10. 継続的な運用体制がなく更新が止まっている
- 11. 11. まとめ・次のアクション
1. トップページで「誰に何をする会社か」が伝わらない


ON-CREATE
訪問者が最初に目にするトップページの、特に「ファーストビュー(開いて最初に表示される画面)」で事業内容が伝わらないのは、致命的な失敗です。
失敗の具体例
- 美しい風景写真や抽象的なイメージ画像だけで、何の会社か分からない。
- 「お客様の夢を形に」「快適な暮らしを創造します」といった、聞こえは良いものの具体性に欠けるキャッチコピーしかない。
- 会社のロゴとメニューが並んでいるだけで、事業内容や強みが一切書かれていない。
- 対応しているリフォームの種類(水回り、内装、外壁など)や、営業エリアがどこにも記載されていない。
なぜ起きるのか(原因分析)
デザイン性を優先するあまり、伝えるべき情報の整理が後回しになってしまうケースが典型です。また、「自社のことは分かっているはず」という作り手側の思い込みから、初めて訪れるユーザーへの配慮が欠けていることも原因です。
SEO/集客・CVRへの影響
Googleは「そのサイトが何の専門サイトか」を判断して評価します。内容が不明確なサイトは専門性が低いと見なされ、検索順位が上がりにくくなります。また、訪問者は最初の3秒で自分に関係があるサイトかを判断すると言われており、内容が伝わらなければ即座に離脱してしまうため、当然お問い合わせ(CV)には繋がりません。
改善策(実務的ステップ)
- キャッチコピーを具体的にする:
「大阪市で水回りリフォーム年間100件の実績」「地元密着50年。堺市の外壁塗装ならお任せください」のように、「地域名」「得意な工事」「具体的な強み(実績・歴史など)」を必ず入れます。 - 提供サービスを明記する: 「キッチン」「お風呂」「トイレ」「外壁」「内装」など、対応可能な工事メニューをアイコンなどを使って分かりやすく配置します。
- 信頼性を提示する: 「施工事例〇〇件」「お客様満足度98%」「見積もり無料」といった、ユーザーが安心できる情報を目立つ場所に置きます。
- CTAを設置する: 「無料相談・お見積もりはこちら」「施工事例を見る」など、次にユーザーが起こしてほしい行動への導線を分かりやすく設置します。
チェックリスト(入稿前に確認する項目)
- [ ] サイトを開いて3秒以内に「リフォーム会社」のサイトだと分かるか?
- [ ] 対応している「地域名」は明記されているか?
- [ ] 最も得意な「工事内容」は何か、具体的に伝わるか?
- [ ] 他社ではなく、この会社に頼むべき「強み」は何か?
- [ ] 電話番号や問い合わせボタンはすぐに見つかるか?
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2. スマホ表示が最適化されておらず離脱率が高い


ON-CREATE
今や、リフォームを検討するユーザーの7割以上がスマートフォンで情報収集をしています。スマホで見にくいサイトは、それだけでお客様を逃しています。
失敗の具体例
- パソコン版のサイトがそのまま縮小表示され、文字が小さすぎて読めない。
- ボタンやリンクが小さく、指で正確にタップできない。
- 画面が横にはみ出してしまい、左右にスクロールしないと全体が見えない。
- 画像の読み込みが遅く、ページがなかなか表示されない。
なぜ起きるのか(技術的・設計的原因)
古いホームページの場合、スマホ表示に対応する「レスポンシブデザイン」が採用されていないことが主な原因です。また、レスポンシブ対応であっても、文字サイズやボタンの大きさといった「スマホでの使いやすさ(UI/UX)」まで考慮した設計がされていないケースも多く見られます。
影響(検索順位・ユーザー体験)
Googleは、スマホでの見やすさを検索順位の重要な評価基準とする「モバイルファーストインデックス」を完全導入しています。つまり、スマホ対応していないサイトは、それだけで検索順位で著しく不利になります。ユーザーにとってもストレスが大きく、内容を見る前に離脱する大きな原因となります。
改善策(レスポンシブ設計・タップ領域・読み込み対策)
1つのHTMLで、PC・タブレット・スマホなど、閲覧する端末の画面サイズに応じて表示を自動で最適化する設計に改修します。
- レスポンシブデザインの導入: 1つのHTMLで、PC・タブレット・スマホなど、閲覧する端末の画面サイズに応じて表示を自動で最適化する設計に改修します。
- タップ領域の確保: ボタンやリンクは、指で押しやすいように最低でも
44px × 44px程度のサイズを確保し、要素同士の間隔も十分に取ります。 - 電話番号のタップ発信: スマホ表示の際は、電話番号をタップするだけで電話がかけられるように設定します(
<a href="tel:000-000-0000">)。
テスト手順・チェックリスト
- [ ] GoogleのモバイルフレンドリーテストでサイトURLをチェックし、「このページはモバイル フレンドリーです」と表示されるか?
- [ ] 自身のスマホ(できれば複数機種)で実際にサイトを操作し、文字は拡大しなくても読めるか?
- [ ] すべてのボタンやリンクは、ストレスなくタップできるか?
- [ ] 電話番号をタップして、発信画面に切り替わるか?
- [ ] 横スクロールが発生していないか?
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3. 施工事例の写真が粗い・ビフォーアフターが分かりにくい


ON-CREATE
施工事例は、リフォーム会社の技術力と提案力を示す最も重要なコンテンツです。しかし、写真の質が低いことで、かえって会社の評価を下げてしまっているケースが後を絶ちません。
失敗の具体例
- 写真全体が暗く、リフォーム後の綺麗な空間が伝わらない。
- ピントが合っていなかったり、手ブレしていたりして、画質が粗い。
- ビフォーとアフターで撮影する角度や画角が全く違い、変化が比較しにくい。
- 現場の資材や道具が写り込んでおり、整理されていない印象を与える。
なぜ起きるのか(撮影・編集の落とし穴)
「とりあえずスマホで撮っておけば良い」という意識が原因です。照明の確保、水平垂直の意識、撮影アングルの統一といった、少しの工夫を怠ることで、写真の品質は大きく低下します。また、リフォーム前の写真(Before)を撮り忘れるという初歩的なミスも散見されます。
影響(信頼低下・滞在時間減少)
質の低い写真は、施工そのものの質も低いのではないか、という不信感に繋がります。ユーザーは美しく魅力的な事例を見たいのであり、分かりにくい写真が並んでいるページはすぐに閉じられてしまいます。結果として、サイトの滞在時間も短くなります。
改善策(撮影ガイド・編集テンプレ・キャプションの書き方)
- 撮影ガイドの作成:
- 明るさの確保: 昼間の自然光が入る時間帯に、室内の照明をすべて点灯して撮影する。
- 水平垂直を意識: スマホのグリッド線機能などを使い、柱や壁のラインがまっすぐになるように撮る。
- アングルの統一: Before写真は、リフォーム後に同じ角度から撮ることを想定して撮影場所を決める。
- 複数枚撮影: 全体像だけでなく、こだわりの部分(最新の設備、収納の工夫など)のアップ写真も撮る。
- 編集の基本: 無料のスマホアプリでも良いので、「明るさ調整」と「トリミング(不要な部分をカット)」だけでも行いましょう。
- キャプションの工夫: 写真だけでなく、「お客様の〇〇というお悩みを、△△という方法で解決しました」といった、課題解決のストーリーを添えることで、提案力もアピールできます。
3-5.画像のSEO(alt・ファイル名・サイズ最適化)チェックリスト
- [ ] 画像ファイル名は、kitchen-reform-osaka-01.jpg のように、内容が分かる英数字になっているか?(IMG_1234.jpg はNG)
- [ ] 画像のalt属性(代替テキスト)に、「大阪市〇〇区の戸建てキッチンリフォーム施工事例」のように、画像の内容を説明するテキストを入れているか?
- [ ] 画像のファイルサイズは大きすぎないか?(専用ツールで圧縮し、1枚あたり数百KB程度に抑える)
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4. キーワード設計(検索意図)を無視したコンテンツ作り


ON-CREATE
ブログやお知らせを更新しているのに、全くアクセスが増えないのは、キーワード設計と検索意図を無視していることが原因です。
失敗の具体例
- 社長やスタッフの日常を綴った日記のようなブログを公開している。
- 「今日の現場」というタイトルで、写真数枚と短いコメントだけの記事を量産している。
- 専門用語を多用した、同業者向けの技術解説のような記事を書いてしまっている。
- とにかく「リフォーム」という大きなキーワードで記事を書こうとしている。
なぜ起きるのか(内部体制・ライティングの問題)
「何を書いて良いか分からない」ため、とりあえず思いついたことを更新してしまっているケースがほとんどです。お客様が「どんな言葉で検索し」「どんな情報を求めているか」を調査・分析するプロセスが抜け落ちています。
影響(流入が来ない・直帰率上昇)
ユーザーが検索しないキーワードで記事を書いても、当然ながら検索エンジンからの流入(アクセス)は生まれません。仮に偶然アクセスがあっても、ユーザーの求める情報と内容がずれていれば、「このサイトは役に立たない」と判断され、すぐに離脱(直帰)されてしまいます。
改善策(検索ボリューム確認・意図別コンテンツ設計)
- 顧客の悩みを起点にする: まず「お風呂 リフォーム 費用 相場」「キッチンリフォーム 補助金 〇〇市」「外壁塗装 失敗しない方法」など、お客様が実際に検索しそうなキーワード(お悩み)を洗い出します。
- キーワードツールを活用する: UbersuggestやGoogleキーワードプランナーなどのツールを使い、それらのキーワードが実際にどのくらい検索されているか(検索ボリューム)を調べます。
- 検索意図に答える記事を作る: 例えば「お風呂 リフォーム 費用」で検索する人は、具体的な価格だけでなく、費用の内訳や安く抑えるコツも知りたいはずです。その問いに完璧に答える記事を作成します。
- 施工事例と結びつける: 記事の最後には、関連する価格帯や工事内容の自社施工事例へのリンクを貼り、具体的な実績を見せることで信頼に繋げます。
内部リンク/コンテンツクラスタ実装案
- 「キッチンリフォーム」という大きなテーマ(ピラー記事)を作成します。
- そこから、「キッチンリフォーム 費用」「キッチンリフォーム 人気メーカー」「キッチンリフォーム 失敗事例」といった、より具体的な記事(クラスター記事)へリンクを貼ります。
- 逆に、各クラスター記事からもピラー記事へリンクを戻します。
- これにより、サイト全体の専門性が高まり、SEO評価の向上に繋がります。
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5. CTA(お問い合わせ導線)が分かりにくい・誘導が弱い


ON-CREATE
ホームページに興味を持ってくれたユーザーを、スムーズにお問い合わせまで導く「CTA(Call To Action:行動喚起)」の設計は、売上に直結する非常に重要な要素です。
失敗の具体例
- 電話番号の文字が小さく、フッター(ページの最下部)にしか記載がない。
- 問い合わせフォームへのリンクが「お問い合わせ」という目立たないテキストリンクだけ。
- ページを最後まで読んでも、次に何をすれば良いか案内がない。
- 魅力的な施工事例を見た後、どこから相談すれば良いのか分からない。
なぜ起きるのか(訴求不足・配置ミス)
「売り込みが強いと思われたくない」という遠慮や、デザイン性を重視するあまり、CTAボタンが目立たなくなってしまうことが原因です。ユーザーは「親切に案内されないと行動しない」という前提に立った設計が不可欠です。
影響(問い合わせ数の低下)
これは純粋な「機会損失」です。サービスに興味を持ち、問い合わせをしようと思ったユーザーが、その方法が分からずにサイトを離れてしまいます。あと一歩のところで見込み客を逃しており、非常にもったいない状態です。
改善策(コピー例・配置パターン・A/Bテスト案)
- 目立つボタンを設置する: 背景色と反対の色(補色)などを使った、クリックしやすいデザインのボタンを設置します。PCではヘッダー右上に、スマホでは画面下部に追従するボタン(追従バナー)を設置するのが効果的です。
- 行動を促すコピーにする: 「お問い合わせ」ではなく、
「無料相談・お見積もりはこちら」「まずは資料請求する(無料)」「LINEで気軽に相談する」のように、ユーザーがアクションを起こすメリットや手軽さが伝わる言葉を選びます。 - 適切な場所に配置する: 各ページの結論部分(「料金案内」や「施工事例」を読んだ後など)に、文脈に合ったCTAを設置します。
- 複数の選択肢を用意する: 「電話はハードルが高い」と感じるユーザーのために、「メールフォーム」や「LINE」など、複数の問い合わせ手段を用意しておくことも有効です。
成功KPIと測定方法
- KPI: CTAボタンのクリック率、お問い合わせフォームへの到達率、お問い合わせ完了率(CVR)
- 測定方法: Google AnalyticsやGoogleタグマネージャーを使い、各ボタンが何回クリックされたか、フォームページに何人訪れて何人完了したかを計測し、定期的に改善のヒントを探ります。
6. ページ表示速度が遅くSEO評価・UXを損ねている


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デザインやコンテンツが良くても、ページの表示が遅いだけで、ユーザーは待ってくれません。表示速度は、SEO評価とユーザー体験(UX)の両方に大きな影響を与えます。
失敗の具体例
- トップページを開くのに5秒以上かかる。
- 施工事例ページで、たくさんの写真が読み込まれるまで真っ白な画面が続く。
- スマホでページをスクロールすると、動きがカクカクする。
なぜ起きるのか(画像未最適化・スクリプト肥大化など)
主な原因は「画像の重さ」です。高画質なデジタルカメラで撮影した写真を、サイズを小さくしたり圧縮したりせずに、そのままアップロードしているケースが非常に多いです。その他、不要なプラグインの多用や、複雑なアニメーション(Webサイト上の動き)なども原因となります。
影響(検索順位・離脱率)
Googleはページの表示速度を検索順位の評価指標(Core Web Vitals)として明確に掲げています。表示に3秒以上かかると、50%以上のユーザーが離脱するというデータもあり、SEO・UXの両面で致命的なデメリットとなります。
改善策(具体的な高速化施策:画像圧縮・遅延読み込み・キャッシュ等)
- 画像圧縮: ホームページにアップロードする前に、必ず画像圧縮ツール(例:TinyPNG)を使ってファイルサイズを軽量化します。WordPressであれば、自動で圧縮してくれるプラグインの導入も有効です。
- 適切な画像サイズの利用: 例えば、幅600pxで表示される場所に、幅4000pxの巨大な画像を読み込ませるのは無駄です。表示されるサイズに合わせて、あらかじめ画像の大きさを変更(リサイズ)しておきます。
- ブラウザキャッシュの活用: 一度訪れたユーザーが再度訪れた際に、画像などを再読み込みせず、一時保存されたデータを使うことで表示を高速化する仕組みです。サーバーやCMSの設定で有効化できます。
- 遅延読み込み(Lazy Load): 画面に表示されていない下の方の画像は、スクロールされて表示領域に入るまで読み込まないようにする技術です。これにより、初期表示の速度が大幅に改善します。
速度チェックと優先対応項目リスト
- チェックツール: Google PageSpeed Insights で自社のサイトURLを計測します。
- 優先対応項目:
- まずはスコアに最も影響している「画像」の最適化(圧縮・リサイズ)から着手する。
- 次に、ツールが指摘する「レンダリングを妨げるリソースの除外」など、専門的な項目について制作会社に相談する。
7. フォームが使いにくく送信率が低い(スパム対策も雑)


ON-CREATE
お問い合わせフォームは、見込み客が最終的にアクションを起こす「ゴール」です。ここでの使いにくさは、売上を直接的に逃す原因となります。
失敗の具体例
- 「会社名」「役職」「ご予算」など、入力項目が20項目近くあり、入力する気が失せる。
- 必須項目(*)が多すぎて、どこまで入力すれば良いのか分からない。
- 入力エラーが出た際に、「入力に誤りがあります」と表示されるだけで、どの項目が間違っているのか教えてくれない。
- 海外から大量のスパムメールが届き、本当の問い合わせが埋もれてしまう。
なぜ起きるのか(必須項目過多・UI不親切)
「最初の問い合わせで、できるだけ多くの情報を聞き出したい」という企業側の都合が優先され、ユーザーの「面倒くさい」という気持ちへの配慮が欠けていることが原因です。
影響(CVR低下・本来の顧客を逃す)
入力のハードルが高いと、多くのユーザーは送信を諦めてしまいます(フォーム離脱)。たとえ強い興味を持っていても、面倒な作業は避けたいのが人間の心理です。また、スパム対策が不十分だと、担当者が無駄なメールの処理に追われ、本来の顧客対応に集中できなくなります。
改善策(フォーム最適化・段階フォーム・スパム対策)
- 入力項目を最小限に絞る: 最初の接点では「お名前」「メールアドレス(または電話番号)」「お問い合わせ内容」など、本当に必要な最低限の項目に絞ります。詳細は、返信後のやり取りでヒアリングすれば十分です。
- 入力補助機能を充実させる:
- プレースホルダー: 入力欄の中に「例:山田 太郎」のような入力例を薄く表示する。
- リアルタイムエラー表示: 入力形式が違う場合に、その場ですぐにエラーを知らせる。
- 住所自動入力: 郵便番号を入力すると、住所が自動で補完されるようにする。
- スパム対策の導入: Googleが提供する「reCAPTCHA」を導入するのが最も一般的で効果的です。「私はロボットではありません」のチェックボックスや、ユーザーには見えない形でスパムを判定する仕組みです。
計測と改善サイクルの作り方
- Google Analyticsで「フォームページの閲覧数」「送信ボタンのクリック数」「送信完了ページの表示数」を計測します。
- 「フォームページに来たのに、送信完了していない人」の割合(離脱率)を算出します。
- 離脱率が高い場合は、入力項目を一つ減らしてみる、必須項目を緩和してみる、などの改善策(A/Bテスト)を実施し、再度数値を比較します。このサイクルを繰り返すことで、フォームの送信率を最適化していきます。
8. 信頼構築(施工物件情報・資格・保証)が弱く不安を与える


ON-CREATE
リフォームは高額な買い物であり、お客様は「信頼できる会社か」を非常に厳しく見ています。会社の信頼性を示す情報が不足しているサイトは、比較検討の土俵にすら上がれません。
失敗の具体例
- 代表者の顔写真や名前、挨拶文などが一切ない。
- 会社の所在地が「〇〇市」までしか書かれておらず、詳しい住所が分からない。
- 「建設業許可」や「建築士」などの許認可・資格情報がどこにも掲載されていない。
- 工事後の保証やアフターサービスに関する説明が全くない。
なぜ起きるのか(情報整理不足・掲載ルール不在)
何を載せればユーザーの信頼に繋がるのかが分からず、情報が整理されていないケースが大半です。また、「個人情報を出すのが怖い」「文章を考えるのが苦手」といった理由で、掲載が後回しにされがちです。
影響(検討段階での離脱・問合せ先の比較で不利)
ユーザーは複数のリフォーム会社のサイトを比較検討するのが当たり前です。その際に、会社の顔が見えず、どのような資格や保証があるのかも分からないサイトは、「この会社は大丈夫だろうか?」と不安を与え、真っ先に候補から外されてしまいます。
改善策(掲載優先順位・テンプレ化・第三者評価の見せ方)
- 会社概要ページを充実させる:
- 必須項目: 会社名、代表者名、所在地(地図も)、電話番号、設立年月日、建設業許可番号、保有資格者(建築士、施工管理技士など)
- 信頼度向上項目: 代表者の顔写真付き挨拶、経営理念、スタッフ紹介(顔写真・得意分野・趣味など)、加入している保険(リフォーム瑕疵保険など)
- 保証・アフターサービスを明記する: 「工事保証最長10年」「定期点検(1年後・5年後)」など、具体的な内容を分かりやすくページにまとめます。
- 第三者の評価を見せる: 「お客様の声(アンケートや手紙)」「口コミサイトでの評価」「メーカーからの表彰状」など、客観的な評価を掲載することで、信頼性が飛躍的に高まります。
必須記載項目チェックリスト
- [ ] 会社概要ページはあるか?
- [ ] 代表者の氏名と挨拶文は掲載されているか?
- [ ] 会社の所在地(番地まで)と地図は掲載されているか?
- [ ] 建設業許可番号や各種許認可情報は明記されているか?
- [ ] 有資格者の情報は掲載されているか?
- [ ] 工事保証やアフターサービスに関する専門ページはあるか?
- [ ] お客様の声やレビューは掲載されているか?
9. SEOの基本(title/meta/構造化データ)が未設定または不適切


ON-CREATE
SEO(検索エンジン最適化)の最も基本的な設定ができていないと、どんなに良いコンテンツを作ってもGoogleに正しく評価されず、検索結果に表示されにくくなります。
失敗の具体例
- どのページを見ても、ブラウザのタブに表示されるタイトルが「〇〇工務店」で全て同じ。
- Googleの検索結果に表示される説明文(meta description)が、「このページは〇〇工務店の公式サイトです。」のような定型文か、本文の冒頭が自動で引用されているだけ。
- 検索結果で、競合他社はFAQや評価(星マーク)などが表示されているのに、自社はタイトルとURLしか表示されない。
なぜ起きるのか(管理者の知識不足・CMSの設定ミス)
ホームページの管理者や制作会社にSEOの基礎知識がないことが最大の原因です。WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)には、これらの項目を設定する機能がありますが、その重要性を理解しておらず、初期設定のまま放置されているケースが多くあります。
影響(検索CTR低下・リッチリザルト非獲得)
titleタグやmeta descriptionは、検索結果画面でユーザーがクリックするかどうかを決める非常に重要な要素です。ここが魅力的でないと、たとえ上位に表示されてもクリックされません(CTRの低下)。また、構造化データが未設定だと、検索結果で競合より目立つ表示(リッチリザルト)を獲得するチャンスを逃してしまいます。
改善策(meta設計ルール・schema.org導入方針)
- titleタグの最適化:
「【地域名】の【工事名】なら【会社名】|【強みや特徴】」の形式を基本とします。- 例:
「大阪市でキッチンリフォームなら〇〇工務店|相談・見積もり無料」 - 文字数は、スマホで表示が切れない30文字前後を目安にします。
- 各ページで、必ず固有のタイトルを設定します。
- meta descriptionの最適化:
- そのページに何が書かれているかの要約と、クリックしたくなるような会社の強みを80〜120文字程度で記述します。
- 「相談無料」「施工実績多数」などの行動や信頼を促すキーワードを盛り込みます。
- 構造化データの実装:
- LocalBusiness: 会社名、住所、電話番号、営業時間などをGoogleに正確に伝え、地域検索で有利になります。
- FAQPage: 「よくある質問」ページに実装すると、検索結果で質問と回答がアコーディオン形式で表示されることがあります。
実行手順と優先順位(最初にやること)
- まずは最重要ページである「トップページ」のtitleとmeta descriptionを見直します。
- 次に、「キッチンリフォーム」「外壁塗装」といった、集客の柱となる各サービスページの最適化を行います。
- 余裕があれば、各施工事例ページのtitleも「【地域名】【工事内容】の施工事例|【会社名】」のように、具体的に設定していきます。
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10. 継続的な運用体制がなく更新が止まっている


ON-CREATE
ホームページは「作って終わり」の看板ではありません。「育てていく」ことで初めて資産となるWebサイトです。更新が止まっているサイトは、ユーザーとGoogleの両方から見放されてしまいます。
失敗の具体例
- 「お知らせ」や「ブログ」の最終更新日が2年以上前になっている。
- 「施工事例」のコーナーに数件しか事例が登録されておらず、何年も前から変わっていない。
- 過去に実施したキャンペーン情報が、終了しているのに掲載されたまになっている。
なぜ起きるのか(社内リソース不足・外注ルール未整備)
ホームページを公開することがゴールになってしまい、その後の運用計画が全く立てられていないことが原因です。「誰が」「いつ」「何を」更新するのかという役割分担やルールがなく、日々の業務に追われて後回しにされ、やがて忘れ去られてしまいます。
影響(検索順位低下・情報の鮮度喪失)
Googleは、定期的に新しい情報を発信する「新鮮でアクティブなサイト」を高く評価します。更新が止まったサイトは「放置されたサイト」と見なされ、徐々に検索順位が低下していきます。また、訪問したユーザーにとっても、「この会社は今もちゃんと営業しているのだろうか?」という不安感を与え、信頼を損なう原因となります。
改善策(更新スケジュール・担当フロー・効果測定の仕組み)
- 更新のルール化と担当者設定:
- 「毎月第2金曜日に、Aさんが施工事例を1件追加する」
- 「四半期に一度、Bさんがブログ記事を1本公開する」
- このように、具体的で無理のない更新スケジュールと担当者を明確に決めます。
- コンテンツのテンプレート化: 施工事例やブログの構成をあらかじめテンプレート化しておけば、担当者はそれに沿って文章や写真を入れるだけで済むため、作業負担が大幅に軽減されます。
- 簡単な効果測定の実施: 月に一度、Google Analyticsで「全体のアクセス数」「問い合わせ件数」「どのページがよく見られているか」だけでもチェックする習慣をつけます。数字の変化が見えると、更新のモチベーション維持に繋がります。
KPI例と運用テンプレ(マンスリーチェックリスト)
- KPI(目標指標)例:
- 月間お問い合わせ件数:5件
- 「地域名+リフォーム」での検索順位:10位以内
- 月間ブログ記事更新数:2本
- マンスリーチェックリスト(運用テンプレ):
- [ ] 今月の施工事例は追加したか?
- [ ] 古いお知らせや情報は残っていないか?
- [ ] Google Analyticsで先月のアクセス数と問い合わせ数を確認したか?
- [ ] スパムメールの状況はどうか?
- [ ] 検索順位に大きな変動はないか?
11. まとめ・次のアクション

リフォーム会社のホームページ制作でよくある10個の失敗事例をご紹介しましたが、貴社のサイトはいかがでしたでしょうか。
- トップページで事業内容が伝わらない
- スマホ表示が最適化されていない
- 施工事例の写真が分かりにくい
- 検索意図を無視したコンテンツ作り
- CTA(お問い合わせ導線)が弱い
- ページ表示速度が遅い
- フォームが使いにくい
- 信頼構築のための情報が不足している
- SEOの基本設定ができていない
- ホームページの更新が止まっている
もし、一つでも「うちのサイトも当てはまるかもしれない…」と感じた項目があれば、それは改善によって集客が伸びる可能性を秘めている証拠です。
すべてを一度に完璧に修正しようとする必要はありません。まずは、今回ご紹介した改善策の中から、最も簡単で、かつ効果が高いと思われるもの一つからでも着手してみてください。
「どこから手をつけて良いか分からない」 「自社のサイトがどの失敗に当てはまるか、専門家の視点で診断してほしい」
そのようにお考えの場合は、ぜひ私たちのようなリフォーム業界専門のWeb制作会社にご相談ください。現状の課題分析から、具体的な改善提案、そして集客を最大化するホームページ制作・運用まで、一貫してサポートいたします。

ON-CREATE
最後までご覧頂きありがとうございました!
オンクリエイトは、リフォームなど建築・住宅業界専門のWEB業者です。ホームページ制作など、WEBに関することならお任せください。
日本全国対応。無理な営業は一切いたしませんので、まずはお気軽にお問い合わせください(^^)/
